男の顔

ところで、男の顔というものは、中年をすぎると一般に大へん個性がはっきりして来るものの
ようです。顔にはいわゆる『彫り』がでてきます。味わいがでてきます。それは美しいとか醜いと
かいう種類のものではなくして、むしろ、その人のこころの卑しさ、高さ、激しさ、弱さを示す
もののょうに思われます。ひところ、若い女性が中年過ぎの男性にひかれるという流行があった
ようですが、こういう好みの一面には、たしかに男性の顔の魅力について一種の正しい詮かたが
あったようにも思われます。

若い男の顔はただ美しいのです。ところが中年すぎの男の顔は、いわゆる美醜をこえた美しさ
をもっているように思われます。(この美醜を越えた美しさを、『立派な』という形容詞で呼ぶの
が普通のようです)こんなことを、お考えになったことがありませんか!

じっさい、五十歳六十歳になってほんとうに美しい立派な顔をした男性を、私たちはときどき
見うけます。そこでは、鼻が低いとか、口が大きすぎるとかいったことは、ちっとも問題になら
ず、かえって、その顔の『立派さ』に役立っているようにさえ見えます。
なぜ、これから結婚しようとしている皆さまに向って、こういう老人の顔の美醜について、私
は書いて来たのか。いうまでもなく、結婚というものが一年や二年で終るものではなく、終生に
わたる事柄であるからなのです。男の顔は女性の顔よりもデリケートな変化に富んでいるように

思われます。たとえば五十歳過ぎた美しい女性にあったぱあい、私たちはよくこういいます。「あ
の人、若いころ、どんなに美しかったでしょうね!」と。ところが五十歳すぎて立派な顔をした
男にぶつかったとぎ、私たちはそんなふうには言いません。ただ、すばらしい容貌だ!というだけです。
男の顔は年齢とともに変化します。そして変化の方向は、
その人の心構えや意志の力や仕事に対する熱意やlそういった精神的なものの線にそっていると思われます。

こんなふうに考えてくると、結婚の相手としての男性をえらぶぱあい、精神的なものが肉体的な美醜より大切なようにも思われます。
夫婦間で問題が出たとき、複雑であればあるほど解決に時間が掛かります。
そうならない為にも、相性が合う素敵な結婚相手を見つけましょう。

参考:結婚相談所 選び方
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